ハイデル・プラテンで印刷する

今回は2023年2月9日のブログ、「樹脂版をメタルベースに貼る」の続きです。

樹脂版をメタルベースに貼る動画は弊社ユーチューブ「平岡チャンネル」にアップしています。ぜひご覧ください

 平岡チャンネル「樹脂版をメタルベースに貼る」

 

コースターが完成するまでの工程を、詳しくブログや動画でアップしていきたいと思っています。

 

今回は、前回の版を貼ったメタルベースをハイデル・プラテン機(印刷機)にセットし、印刷する件です。

 

「印刷」は、実際に機械を回す前の確認や準備が重要です。

 

ゆっくり2~3枚印刷してみて、異常がないか注意深く確認します。

今回は、「白抜け」と製版の異常が発見されました。

「白抜け」は、ベタ部分に点のような印刷できていない部分が残ってしまうことです。

版についた紙粉などが原因です。版を拭いて、紙粉をとれば大丈夫です。

製版の異常は、同じフィルムで製版しても、他の5面と違う形になってしまうことです。

原因は、製版機の光のあたり方のようで、たまに発生するとのことです。

この場合は、版を作り直します。

 

印刷の最初の方で気づけば簡単に修正できることでも、気づかずに印刷すると

すべて不良になったり、検品が必要、という事態になりかねません。

 

量産時、印刷機に紙を積むときは、紙をまげて、少し癖をつけます。

癖をつけることで、給紙の不良を防ぐことができます。

 

確認、準備を入念に行うことで、スムーズに量産することができます。

 

今回のブログの内容はユーチューブ 平岡チャンネルの「③ハイデル・プラテンで印刷する。」に投稿しております。

あわせてご覧ください。

 

 個別の案件については見積フォームよりご連絡ください。