<原紙について>
Q:コースターを自社で製造したいです。原紙での販売は可能ですか?
A:もちろん可能です。平岡は原紙の代理店です。
Q:オフセット用のコースター原紙は、なぜ0.5㎜しかないのですか?
A:オフセット印刷は1㎜厚での印刷が非常に難しいからです。
平岡も、0.5㎜で印刷したあと、2枚合紙(貼り合わせ)して1㎜にしています。
Q:オンデマンド用のコースター原紙はありますか?
A:ありません。オンデマンド印刷には、通常オフセット印刷用「FKコースター」をお勧めしています。
ただし、オンデマンド印刷の印刷方式は多様ですので、事前にテストしておく方が無難です。
Q:コレクション用途のコースターを企画しています。水を吸わないコースター原紙はありますか。
A:ありません。吸水を抑えたい場合は、通常のコースター原紙に印刷したあと、ニス塗工を行います。
ラミネートする場合もあります。
<印刷について>
Q:ベタの箔押しは可能ですか?
A:通常不可です。ハガレが起こりやすく、キズも目立ちやすいためです。
Q:たくさんの種類のコースターを作ることはできますか?
A:オフセット印刷とデジタル印刷では可能です。詳細はお問合せください。
Q:印刷部分を凹ませることはできますか?
A:凸版印刷の場合は可能です。印圧を強くすれば、印刷部分がへこみます。
凸版以外の印刷の場合は、通常は不可です。
Q:オフセット印刷で特色は可能ですか?
A:可能です。ただし、4色オフセットの場合はUV印刷ですが、特色オフセットの場合は油性となります。
Q:両面印刷できますか?
A:オフセット印刷、凸版印刷は両面印刷できます。
デジタル印刷は0.5㎜の両面は不可です。小ロット用インクジェットは両面不可です。
<合紙(貼り合わせ)について>
Q:0.5㎜の原紙を貼り合わせて1㎜にしているのはなぜですか?
A:オフセット印刷、デジタル印刷の場合は、1㎜厚での印刷は難しいので、0.5㎜で印刷した後、合紙して おります。凸版印刷の場合は、合紙ではなく、1㎜厚の紙に印刷しています。
Q:合紙はきれいにできるのですか?
A:合紙した後で抜きますので、見た目で合紙しているかどうかはほとんどわかりません。
<後工程・アッセンブリ>
Q:「各種1枚ずつを一袋にいれる」というようなことはできますか?
A:できます。数が少ない場合は、内職で対応します。
多い場合は、トランプやカルタと同じように、機械で丁合を行い、種類ごとに重ねた刷本をブッシュで抜きます。
その後、1セットずつ袋詰めをします。