コースターは、印刷の後、「抜き」で丸や四角の形になります。
以前に、トムソンとブッシュについて書きましたが、コースターの抜き(形)について - 製紙会社代理店だからこそできる、幅広い対応。 (jimdofree.com)
今回はトムソンについて詳しく書きます。
<トムソンについて>
・コースターで使う「トムソン」は、ベースのベニヤ板に形の溝を掘り、刃を埋め込んで作った抜型です。
ベースがベニヤ板なので「木型」と言われたりもします。
・機械は、凸版コースターではおなじみの「ハイデル・プラテン機」や、
ビク(「ビクトリア」という機械メーカーの名前から「ビク」と言われているらしい。)を使います。
トムソン型をプラテン機やビクにセットして抜きます。
・ブッシュは100枚単位を重ねて抜きますが、「トムソン」は刷本1枚ずつ抜きます。
・抜型代はブッシュに比べ、安価です。
・ブッシュよりも複雑な形の抜型を作ることができます。
<トムソンが向いているコースター>
・トメ付き
ドリンクの周囲が丸くトメ付きでカットされています。
カードを受け取った人がカットしてコースターとして使用できるものです。
トムソンであれば、様々な形で作ることができます。
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