平岡では、厚みが1.5㎜や2㎜のコースター(以下「厚いコースター」)・両面オフ4C・両面凸版のコースターに、
対応いたします。
他社では0.5㎜~1㎜、印刷は片面のみ、というケースが多いようです。
今回は、厚いコースターや両面印刷の工程、活用について書きたいと思います。
「厚いコースター」の製造工程
・オフセット印刷等(4C・フルカラー・特色)の場合
オフセット印刷(場合により、デジタル印刷)で印刷がやりやすいのは、だいたい0.5㎜厚までです。
平岡では、2㎜の場合、0.5㎜で印刷した刷本と、3枚の原紙の計4枚を貼り合わせた後、型抜きします。
1.5㎜の場合は刷本と2枚の原紙の計3枚の貼り合わせを型抜きします。
つまり、工程は、オフセット印刷等→貼り合わせ→抜きとなります。
・凸版印刷の場合
オフセット印刷等と違い、1.5㎜は1.5㎜の紙、2㎜は2㎜の紙に印刷します。
1.5㎜の紙は1㎜と0.5㎜の貼り合わせ、2㎜の紙は1㎜2枚の貼り合わせです。
1㎜以上のコースター用紙は抄紙ができないので紙を貼り合わせています。
つまり、工程は、貼り合わせ→凸版印刷→抜きとなります。
※厚みは誤差があります。
「両面印刷コースター」の製造工程
・オフセット印刷等(4C・フルカラー・特色)の場合
0.5㎜はそのまま両面印刷します。
0.5㎜以外は、印刷したものを貼り合わせて両面にします。
例えば、2㎜両面の場合、表0.5㎜刷本+0.5㎜原紙2枚(場合により1㎜原紙1枚)+裏0.5㎜刷本2㎜に貼り合 わせた状態で型抜きします。
・凸版印刷の場合
0.5㎜~2㎜まで、そのままの紙に(紙については「厚いコースター」に記載の通り)、
表印刷、裏印刷の後、型抜きします。
「厚いコースター」や「両面印刷コースター」の活用方法について
・2㎜厚のコースターは、1㎜よりも、かなりしっかりした印象で、高級な雰囲気になります。
実際に持ってみるとよくわかります。
お店の間で、コースターの厚みを競うような時代もあったと聞いたことがあります。
10㎜(1㎝!)厚のコースターを使っているお店もあったとか。
・両面印刷は、例えばキャラクターものの場合、表はそれぞれのキャラクターの絵柄で、
裏にタイトルのロゴや、キャラクターの説明を入れることができます。
デザイン的に、表にQRコードを入れたくない場合は、裏面に入れることもできます。
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