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コースターの抜き トムソン・ブッシュについて

平岡のコースターの抜きについて説明します。平岡では主に、トムソンかブッシュを使って抜いています。

<トムソン>

・標準サイズの90㎜の場合、24面で印刷された刷本を8面×3に胴割し、トムソンで抜きます。

・トムソンは8面の刷り本を1枚ずつ抜き加工を行います。

・1万~2万枚程度まではトムソンで抜くことが多いです。

・別注型で特殊な形の場合や枠にトメ付きで製品にする場合は、数が多くてもトムソン型を使います。

・若干トメ跡が残ります。

 

<ブッシュ>

・高さのある、ゴツい抜型で、ところてんを押し出すように、数百枚単位を一気に抜きます。

・3万枚以上の大ロットの場合は、価格が安くなります。

・抜型は高価ですが、保有のブッシュ型は研磨代のみで、安価にご使用いただけます。

・細かい形は不可です。

・コースターは紙粉やムケが出やすい原紙ですが、平岡のノウハウで、きれいに仕上げることができます。

 トメ跡は残りません。

 

 

平岡は、数量や形など、状況に応じ、適切な抜き加工でご提案します。